宝石店店舗デザイン/バル・プランニングは
【日本店装チェーン長崎クリニック】9月8日(金)~9日(土)
に参加しました。
(※協同組合日本店装チェーンは商業施設企画、設計、施工プロ集団です)
日本の近代化は、極めて短期間のうちに飛躍的に発展を遂げました。
その原動力となったのが九州・山口です。
今回は2015年、世界文化遺産
「※明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」
に登録された、長崎建築物巡りです。
先ずは「軍艦島」上陸大作戦と題して、長崎の常磐2号桟橋から作戦がスタート。
波の好条件で早速に上陸開始。
端島は、通称:軍艦島(ぐんかんじま)の長崎県長崎市にある島。
明治時代から昭和時代にかけては海底炭鉱によって栄え、
1974年の閉山にともなって現在は無人島です。
明治時代に建造された、「天川工法」と呼ばれる伝統的な石組で組まれた護岸は、
補強された表面のコンクリートが崩落した部分から、
①世界遺産である石組は内側から見ることができます。
②海底坑道も、世界文化遺産に指定されています。
軍艦島上陸記念証明書と石炭を頂きました。
続いて、グラバー園の中の日本に現存する木造洋館として最古のもので、
世界遺産である旧グラバー住宅(1863年)へ。
南山手の外国人居留地でもっとも立地の良い場所で、
長崎が一望できます。
日本に現存する最古の洋風木造建築。
バンガロー様式、扇型の屋根に瓦葺、レンガの煙突、
コロニアル風大型窓、外壁は竹木舞の下地に漆喰塗、
小屋組は和小屋など和洋折衷の洗練された邸宅。
天井は板に紙貼り、床は廊下と広間をリノリウム、ほかは板敷。
開口部は内開きの両開きガラス扉に鎧戸、上部に扇型の欄間。
ベランダはドリス式円柱を立て、柱間には菱組透かしのスパンドレルを設け、
ベランダの床は天草石の四半敷、天井は網代組透かし張り。
細部まで見応えがありました。
余談ですが、幸せになれるハート伝説は1つだけ見つけました。