今回は、
「宝石店舗の出店・リニューアルを検討される方」
の2回目お話しをさせていただきます。
先ずは、前回のまとめ。
店づくりのポイントは、
お店の「独自固有の長所」を
正確に理解していること。
それは、 「自店の商品政策」、「販売政策」、「店舗政策」の3点。
この3つの政策は、以下の内容を元に、
情報収集&分析すること。
①商圏の把握・商業立地を再認識する
②ターゲットを明確に絞り込む
③情報の共有化
次に、商圏の把握・商業立地を
再認識すること。
自店の置かれている、商業集積地の変化から、
将来的に見て判断することが大切だから。
「独自固有の長所」専門店として
成立するための2つの方向性は、
1、「独自集客型専門店」
2、「集客依存型専門店」
独自集客型専門店とは
①大型専門店・既存競合店の最低1.4倍の売上面積を有する
(できれば1.7倍以上)
②圧倒的一番店の確立
③カテゴリーキラー型専門店
(既存競合店の3倍以上の売上面積・最低3割以上の専門店)
b.ディスカウント性
a.圧倒的地域一番店の売場面積を有すること
では、集客依存型専門店は。
①ショッピングセンター立地の専門店
核店舗の集客力と専門店群の相乗力が、
システム化されたSC内立地の専門店
②ターミナル立地の専門店
準ターミナル立地(乗降客5万人前後)
及びターミナル立地(乗降客10万人前後)に
位置する専門店、
対象マーケット5万人以上、できれば7万人以上
③商店街立地の専門店
地区中心型商店街以上のレベルの商店街で
(買回品業種40%以上)で空店舗が少なく、
魅力的な専門店と核店舗が存在する、
対象商圏6万人以上見込める商店街
(駐車場施設を有することが条件)
④郊外の商業集積地形成のされている立地
幹線道路沿いで、自家用車の交通量が多く、
近隣にショッピングセンター、大型専門店、
カテゴリーキラーなどが位置している郊外型専門店
(車で15分以内に対象商圏人口6万人以上)
⑤ディスカウントストア・ホームセンター立地の専門店
売場面積3,000m²以上で、
最低年商30億円以上のディスカウントストアまたは
ホームセンターの中で、
自店前通行客が多い場所に位置し、
25坪以上の売場面積を有する
ディスカウント性の強い専門店
⑥デパート内立地及び隣接立地専門店
売場面積が50坪以上とれる専門店
今回は、ここまで次回をお楽しみに!!