今回は、
「これから宝石・ジュエリー店舗の
出店・リニューアルを検討される方」
の3回目。
お店の「独自固有の長所」は、
何なのか自店が正確に理解しているか。
それは、自店の「商品政策」、「販売政策」、「店舗政策」の3点。
この3つの政策は、以下の内容を、情報収集&分析する。
1、 商圏の把握・商業立地を再認識する
2、ターゲットを明確に絞り込み
3、情報の共有化
※1、の商圏の把握・商業立地を再認識するため。
1回目「独自集客型専門店」は、
売場面積で勝負する品揃えと
価格魅力を訴求ポイントとする
ナンバーワン型専門店タイプ。
2回目「集客依存型専門店」は、
店舗の独自性すなわち、
自店だけのオリジナリティーや
競合店のなかでも圧倒的に強い特徴を持つ
オンリーワン型専門店タイプ※。
※オンリーワン型専門店とは
大型専門店やカテゴリーキラーのような品揃えの魅力
(売り場面積の大型化)や、
価格破壊力(ディスカウント性)による
パワフル型専門店とは
明確な異質性を持ち、「競存競栄」できる専門店。
※競合激化時代の専門店の方向性はどうでしょう。
5パターンに分類できる内、
サービス特化型専門店
①ターゲット深耕型専門店
②テーマ明確型専門店
③サービス特化型専門店
④個性的商品地域独占型専門店
⑤価格面で低価格を志向する専門店
今回は①と②について触れましょう。
1、ターゲット深耕型専門店
・・・性別、年齢別、所得階層別、職業別など、
人口統計的に分類できる、
ある特定の層を主たるターゲットとして、
その層に対し圧倒的な魅力をもたせて、
その顧客層に対して、
十分に満足を与えることのできる専門店。
2、 テーマ明確型専門店
・・・地域競合店とは、
明確な異質性を有するテーマを設定し、
そのテーマに基づき品揃え魅力、
サービス魅力を徹底的に充実させた専門店。
次回に続きます。