宝石店店舗デザイン・MIKIMOTO HIGH JEWELLRY COLLECTION 2017を観て来ました。
ミキモトの「PRAISE TO NATURE」コレクションから、
最新のハイジュエリーが発表され大阪にもやってきました。
梅田のヒルトンプラザイースト2階にあるミキモト大阪店に伺いました。
その名の如く、常に自然に向き合いインスピレーションを得て
自然への賛美を謳うコレクションで、
躍動的に表情を変える生命の瞬間を捉えた
珠玉のハイジュエリーが揃っています。
今回の新作で、目を引いたのは贅沢なまでのカラーストーン使いです。
サファイアやルビー、エメラルドはもちろんのこと、
タンザナイト、アレキサンドライト、スフェーンなど
希少性の高い素材を大胆に用いた作品が並んでいました。
そして天然ならではのバロックなフォルムを生かしたパールジュエリー。
有りそうで無かった白蝶と黒蝶のコンビは上品でポップなネックレス。
まさに、多彩なパール作品が必見でした。
1年以上をかけて完成させた極め付けの「ラ・フロール・ドゥ・ミキモト」ティアラは、
254個のアコヤ真珠と、微細に揺れ動く「トレンブラン」セッティングされたダイアが輝きを放っていました。
素材の「宝石品質」の素晴らしさと、熟練の職人が生み出す爪や裏面の「仕立て」の美しさが心に響きます。
ミキモトといえば、ユニークな色彩と美しさを放つコンクパール・ホースコンクパールを使ったネックレス。
美しいものを見ると、心が豊かになりますね。
個人的に気になったのは、薔薇をモティーフにしたネックレスでした。
花の中心は白蝶真珠で、フォルムはWG18Kで一筆書きのようにシンプルライン。
その内側に小粒のダイアモンドが寄り添うように、花の形を強調しています。
素敵なものに囲まれると、心がときめき血流の流れが良くなった気分でした。