バル・プランニング・瀬戸内国際芸術祭の秋に再度行ってきました‼︎
伊吹島、粟島、高見島の3島を、観て回りました(^o^)
伊吹島 IBUKIJIMA
イリコ生産で活気あふれる伊吹島、アート作品の展開でさらに熱く。
Here, There, Everywhere: Project Another Country -Dap-Pay-
アルフレド&イザベル・アキリザン
伊吹島の住民たちとの交流をベースに、瀬戸内の風を感じさせる作品を展開。
島の魅力と抱える問題を考える。
島の生活に不可欠な材料を素材として使って。
トイレの家
廃校の校庭にトイレを設置。
天井や壁のスリットから光が射し込み、時間帯によって異なる様子を見せる。
また、スリットが屋内につくり出す影は、あたかも迷路のような島の路地を連想させています。
沈まぬ船
魚網や浮きなど漁道具や生活用品を素材に、魚の群れや海の中をイメージした立体作品。
とりわけ、島の人たちや小中学生らとともにつくった約6万個の浮きが圧巻。
高見島 TAKAMIJIMA
伝統的な古民家群が残る島を現代アートがよみがえらせて。
除虫菊の家 内田晴之
高見島はかつて蚊取り線香の原料となる除虫菊の栽培で栄えた。
その歴史を踏まえ、島の人々と除虫菊を栽培し、民家の中で作品を展開。
当時の営みが煙とともに漂う。
時のふる家
港からほど近い古民家の室内を光の線が貫通する。
壁に突き刺さったアクリル板を通じて外の光が室内へ射し込む。
時代の流れに翻弄される島の姿を前回作品(作品番号153)とは違う光の使い方で静かに浮かび上がらせています。
うつりかわりの家
古民家の屋根や壁に直径1センチほどの小さな穴を膨大に開けたインスタレーション。
等間隔に規則正しく開けた穴から、わずかな光が射し込む。
天候や太陽の動きとともに、空間も変化を続ける作品。
粟 島 AWASHIMA
ゆったりと時間が流れる非日常の離島空間、若手作家と島民の交流が生み出す作品群が魅力的。
思考の輪郭 エステル・ストッカー
旧粟島幼稚園にてインスタレーションを展開。
白と黒による独特の揺らぎやうねりのあるラインで空間を構成し、かつて幼児たちでにぎわっていた場を思い起こさせる。
無機的ながらも感情をゆさぶる作品。
感性が揺さぶられる、楽しい時間でした。