バル・プランニング・瀬戸内国際芸術祭の秋に再度行ってきました‼︎

 バル・プランニング・瀬戸内国際芸術祭の秋に再度行ってきました‼︎

伊吹島、粟島、高見島の3島を、観て回りました(^o^)

 

       伊吹島 IBUKIJIMA

 

 

イリコ生産で活気あふれる伊吹島、アート作品の展開でさらに熱く。

 

 

 

Here, There, Everywhere: Project Another Country -Dap-Pay-  

アルフレド&イザベル・アキリザン

 DSC06487

伊吹島の住民たちとの交流をベースに、瀬戸内の風を感じさせる作品を展開。

島の魅力と抱える問題を考える。

島の生活に不可欠な材料を素材として使って。

 

トイレの家

 トイレの家

廃校の校庭にトイレを設置。

天井や壁のスリットから光が射し込み、時間帯によって異なる様子を見せる。

また、スリットが屋内につくり出す影は、あたかも迷路のような島の路地を連想させています。

 

沈まぬ船

 沈まぬ (1)沈まぬ (2)

魚網や浮きなど漁道具や生活用品を素材に、魚の群れや海の中をイメージした立体作品。

とりわけ、島の人たちや小中学生らとともにつくった約6万個の浮きが圧巻。

 

       高見島 TAKAMIJIMA

 

伝統的な古民家群が残る島を現代アートがよみがえらせて。

 

除虫菊の家 内田晴之

除虫菊の家

高見島はかつて蚊取り線香の原料となる除虫菊の栽培で栄えた。

その歴史を踏まえ、島の人々と除虫菊を栽培し、民家の中で作品を展開。

当時の営みが煙とともに漂う。

 

時のふる家

 時のふる家

港からほど近い古民家の室内を光の線が貫通する。

壁に突き刺さったアクリル板を通じて外の光が室内へ射し込む。

時代の流れに翻弄される島の姿を前回作品(作品番号153)とは違う光の使い方で静かに浮かび上がらせています。

 

うつりかわりの家

 うつりかわりの家

古民家の屋根や壁に直径1センチほどの小さな穴を膨大に開けたインスタレーション。

等間隔に規則正しく開けた穴から、わずかな光が射し込む。

天候や太陽の動きとともに、空間も変化を続ける作品。

 

       粟 島 AWASHIMA

 

ゆったりと時間が流れる非日常の離島空間、若手作家と島民の交流が生み出す作品群が魅力的。

 

思考の輪郭 エステル・ストッカー

 思考の輪郭

旧粟島幼稚園にてインスタレーションを展開。

白と黒による独特の揺らぎやうねりのあるラインで空間を構成し、かつて幼児たちでにぎわっていた場を思い起こさせる。

無機的ながらも感情をゆさぶる作品。

     感性が揺さぶられる、楽しい時間でした。